導入
今日お開きしますみことばは、ヘブル人への手紙のみことばです。私たちは日々の生活においてさまざまなことが起こりますけれども、神さまのご計画が私たちのうちにも行われていることを信じて、いつまでも変わることのない主を信頼して歩んでいくことができるように願うのであります。今日もみことばを通して教えられていきたいと思います。
ポイント
① いつもイエスさまを信頼して歩んでいこう
② 神さまの愛を受け取って生活していこう
③ 変わることがありません
解説
ヘブル人への手紙13章の前半においては、兄弟愛を持ち続けていくことの大切さについて書かれている箇所であります。
兄弟愛を実践していくために大切なことは、忍耐強く歩むこと、信仰を持って生活することであると記されています。
思い通りのクリスチャンライフが送れないときは、福音を語り続けてきた聖書に登場する指導者たち、初代教会から中世、近代に福音を語ってきたクリスチャンたち、キリスト者としての生涯を全うした人々の歩を思い起こし、その信仰を模倣として、神を喜ばせる歩みをするようにと勧められているのであります。
立派な歩みをしてきたクリスチャンたちが多くいると思いますが、指導者たちは時代によって変わってしまう、また一人の指導者に注目しても完璧な人はおらず浮き沈みがある。誰かのことを見ていると信仰が行き詰まってしまう。だからこそ私たちは昨日も今日もいつまでも変わることのない主なるイエスさまに、どのように歩むべきかを教えていただかなくてはならないのであります。
私たちの生かされている現代においても聖書に記されているような、災害が起こったり、戦いがあったり、病気があったりするのでありますが、昨日も今日も、とこしえに変わることのないイエスさまが、世の終わりまで、いつも一緒にいてくださるということ、私たちにとっての希望であり、喜びであり、平安であるのです。
適応
昨日も今日もとこしえに変わることのないお方は、信仰の創始者であり完成者でもあるのです。
イエスはキリスト、救い主であったかも知れない、メシアであるお方がなぜ十字架にかかったのか、死んだ人が本当に生き返ったのか、などなど信じることの出来ない、あり得ない話しであるとイエス・キリストにつまずいてしまう人が多くいるのでありますが、イエスさまこそがキリストであると信じることの出来た私たちはイエスさまの信仰をしっかりと受け取って、主を信頼して歩んでいきたいと思います。
私たちの周りにはいろいろなことを言う人がいるかも知れませんが、信仰の創始者であり完成者であるイエスさまから目を離さないで歩んでいけますように、真理はイエスさまにあることを信じていけますように、イエスさまは昨日も今日もとこしえに変わらないのだと確信していけますように、どんなことがあっても主から離れないで歩んでいきたいと思います。