今日はペンテコステの礼拝です。今日は使徒の働き2章のみことばから世界ではじめのペンテコステの出来事について、イエスさまによって約束された聖霊の力が弟子たちにあらわされたときのことについて、みことばを見ていきたいと思います。
ポイント
① 聖霊のちからをいただいてステキな毎日を過ごしていこう
② いつでもどこでも神さまと一緒に歩んでいこうという
③ 聖霊に満たされ
解説
1節に「五旬節の日」にとあります。この「五旬節」の日は、イエスさまが十字架にかけられる前、弟子たちと最後の晩餐のとき、「過ぎ越しの祭り」、「種を入れないパンの祭り」の食事をしました。この祭りはイスラエルの民がモーセによってエジプトを脱出したことを忘れないようにお祝いする祭りで、その祭りから7週目に「七週の祭り」、「刈り入れの祭り」という祭りを行い、その次の日「過ぎ越の祭り」から数えて50日目にペンテコステ、「五旬節」の日となります。
この弟子たちに聖霊がくだった日を境にして、イエスさまが弟子たちに約束していた聖霊の力が注がれて神さまの御業が現さて、イエスさまの福音が爆発的に広まっていき、イエスさまを土台とした教会が建てられていくのでありました。
ペンテコステの日に起こった超自然的な出来事は、祭りをお祝いのためにやってきた人々にとって何が起こっているのか理解することの出来ず、弟子たちが自分の国のことばで話しているのを聞いて驚き「きっと彼らは酒に酔っているのだ」と言ってからかい冷やかすのでありました。
これに対してペテロたちは反論して、「今は朝の9時だから酒に酔っているのではない」と答えるのでありました。
ユダヤ人たちの習慣として祭りの日には朝から宮に行って祈りをしていたので、朝10時を過ぎてからでないと飲み食いはしない、朝ごはんを食べなかった。ペテロは今の時刻は朝9時でまだ朝食を取っていないのだから酒に酔っているはずはないと述べるとともに、預言者ヨエルのことばを引用していま起こった出来事について説明をするのでありました。そして22節から24節のところでイエスさまの十字架と復活について語りました。
適応
今日はペンテコステの礼拝、聖霊が弟子たちに臨まれたことを記念して行われた礼拝です。聖霊なる神さまの力が私たちに注がれて、復活されたイエスさまがいつも共にいてくださり、私たちのクリスチャンライフが充実したものとなるように助けておられるのであります。
この素晴らしい恵みをさらに味わい、喜び、主の恵みをさらに受け取っていきたいと思います。聖霊なる神さまの恵みがいたる所で現されるように、見えることに惑わされることなく、主なる神さまに期待して、信頼してこれからの日々を過ごしていきたいと思います。