新しい人になる

導入

今日、導かれましたみことばは、エペソ人への手紙4章23節と24節のみことばでございます。

私たちのこの地上の歩みにおいて、キリストに似せられて、新しくされるということ大切さについて考えながらみことばを見ていきたいと思います。

エペソ人への手紙4章23-24節
また、あなたがたが霊と心において新しくされ続け、
真理に基づく義と聖をもって、神にかたどり造られた新しい人を着ることでした。

ポイント

① 毎日イエスさまの新しい服を着せてもらおう

② 神さまの喜ばれる生活をえらんでいこう

解説

このエペソ人への手紙の4章はキリストのからだに組み合わされて歩んでいけるように、福音の光の中でどのように生きるべきかを教えてくれる箇所であります。

キリストのからだである教会は聖い霊の満ちているところで、宇宙全体をも支配してられる神の御業があらわされる特別なところであり、そんな素晴らしい教会の一部分に私たちが組み合わされ、キリストと共に教会を建てあげていく恵みが与えられているのであります。

私たちに神の霊が注がれて、新しくされ、きよめられることによって、神のかたちにかたどられていき、霊的な創造、霊的に生まれ変わって、キリストに似た者とされていくのであります。

キリストと出会う前の私たちは、肉の欲求の思うままに生活をしていたけれども、キリストと出会い、キリストの救いを受けたものは、肉の行いを脱ぎ捨てて、新しい人を着なければならないというのであります。

我々クリスチャンは、バプテスマ、洗礼の恵みにより、復活の主、イエス・キリストと一つにされたのであります。私たちのうちには復活の主がともにいて下さい、キリストの力が生き生きと働いているのであります。

このような素晴らしい恵みを受けたことにより、私たちの心の中にあり、古い自分の性質、神さまの喜ばれないことを取り除いていき、毎日の祈りとみことばの時間において、心の中にあるもの、感情や行いを変えていくことが大切なのであります。

適応

いまの私たちの歩みはどのような状態でありますでしょうか。古い自分としっかりと決別して、キリストによって新しい人を着て歩んでいるでしょうか。

私たちのうちにはキリストがともに住んでいて下さいます。毎日少しずつでもキリストに似たものと変えていただくように、このみことばをにぎって、新しくさせていただくように祈って生活していきたいと思います。

そして、この地上にあってキリストの栄光を現す者とさせていただき、神の国と神の義をあらわしていけるように歩んでいきたいと思います。