クリスマスのイルミネーションよりも

導入

今年もいよいよクリスマスを迎えようとしております。イエスさまがこの地に来られたことを感謝しつつ、今日はヨハネの福音書1章1節からのみことばを中心にして、クリスマスに関連する聖書の箇所をいくつかお開きしましてみことばを味わっていきたいと思います。

ヨハネの福音書1章1-5節
この方にはいのちがあった。このいのちは人の光であった。
光は闇の中に輝いている。闇はこれに打ち勝たなかった。

ポイント 

① いつも神さまに導かれて生活していこう

② 暗闇にイエスさまの光をつけて生活していこう

光は闇の中に輝いている

解説

イエスさまが神の子であるということ、またイエスさまを信じるすべての人には永遠のいのち、新しいいのちが与えられると約束されているのであります。私たちがこの地上に、この時代に、この日本に、女性として男性として、生かされているということは、永遠という次元に存在される全能なる神さまのご計画によってなされているのであり、私たち一人ひとりに生きる目的が与えられているのであります。

ことばである御方が全ての造られる前から存在していたことや、ことばである御方と神との関係、またことばである御方と被造物との関係のことが述べられています。

私たちがいまこの地上で生かされていることは、ただの偶然のような出来事と思ってしまうかも知れませんが、天地万物を造られた神さまの存在を知るのならば、私たちはただの偶然でこの地に創造され、存在しているのではなく、全能なる神さまによって造られたことの故にいまの私たちがここに生かされているのであります。

この日本において、現代の社会において、主なる神さまは私たちを価値ある者として創造され、かけがえのない存在として置いてくださっているのであります。

いまなお輝きつづけている光は、暗闇を消すことが出来る光であります。真っ暗な部屋の中に小さなライトをつけるのならば、もうそこには闇が存在しなくなるのであります。

そして、この光は私たちの内側をも照らすことが出来、苦しみ、悲しみ、むなしさ、生きるってなんだろうと思い悩んでしまうところに光が照らされて、悲しみを喜びに、空しさを楽しみに、苦しみを安心に変えてくださるのであります。

主なる神さまは、全ての人が滅びることのないように、救いへと導くために、イエスさまをこの地に送って下さって、罪の贖いのために十字架へと導かれ、私たちに対する愛をあらわすため、私たちとの交わりを回復させるために、イエスさまの犠牲の血が流されたのであります。

イエスさまがこの地に来られたのは、いまから約2000年前のことでありますが、神さまのご計画はいまを生きる我々に、新しいいのちを与えるために導いてくださって、神さまの愛を注いでくださって、神さまの素晴らしい恵みの中に入れてくださっているのであります。

適応

今年もクリスマスを迎えようとしています。主なる神さまのご計画が何千年もかかって現実となり、また今なおその御業が続いていることを覚え、今年もイエスさまがこの地に光を照らすために来られたことを思い、私たちにもその光が照らされていることを感謝して歩んで行きたいと思います。

私たち一人ひとりが、さらにイエスさまに近づき、イエスさまのまことの光に照らされていけるように、顔のおおいを取りのけられて主の栄光の似姿へと少しでも変えていただけるようにイエスさまを求めていきたいと思います。