いろいろな計画があったとしても

導入

今日お開きしますみことばは、旧約聖書の箴言のみことばです。私たちは日々の生活においてさまざまなことを計画し、選択をし、実行に移していきます。ときには、実行に移さないとき、計画したとおりに出来ないときもありますけれども、私たちの計画を主に委ねて歩んでいくときに神さまの最善がなされていくのであります。今日もみことばを通して教えられていきたいと思います。

箴言16章3節
あなたのわざを主にゆだねよ。そうすれば、あなたの計画は堅く立つ。

ポイント

① いつもお祈りして神さまとひとつになろう

② どんなときも神さまと一緒に過ごしていこう

③ あなたの計画は?

解説

この箴言16章は神とイスラエルの王に焦点が与えられ、神の主権と人間の主権について書かれている箇所であります。計画をたてることによってどんな効果があるか、計画をたてて行動するときにどんな意味があり、どうやったら成功するか、たとえその計画がよくないことで、うまくいかなかったとしても、神さまによって計画が変更されて成功へと導かれていくのであります。

この箴言が書かれて時代も、いまを生きる私たちの時代も日々の生活においてさまざまなことを計画し、選択をし、実行に移していきます。

一日の計画を立ててそれを行っていくそのことはとても重要であり、大切でありますけれども、それに加えて神さまの助けを求めて、神さまとともに日々の生活を送っていくのならば、とても充実した日々を過ごせるのではないかと思います。

主なる神さまは計画をたてたことに対して、答えをくださる、結果を与えてくださるというのであります。そのためにもまず神さまの導きを求めていく、神さまの思いと一致をしていくことが大切なのであります。毎日少しずつでも聖書を読みつつ、どんなことでも祈る祈りの生活に励み、神さまの導きの中を歩むことが大切なのであります。

私たちは自分で物事を考え、判断し、行動に移していくのでありますが、その背後には、いまも生きて働いておられる父なる神さまのお導きがあって、私たちの歩みを間違いのない、確実なものとしてくださるのであります。

私たちは計画を立てる段階において、神さまからの助けをいただいて、神さまのお導きは何であるかを教えていただいて、準備をしていく、計画を立てていくことが大切なのであります。

適応

今年も春を迎えました。日本においては変化のある季節であります。進学・進級する人、社会人としてスタートする人、仕事の内容が変わる人、またいままで通り、いつも通りの人も様々であると思いますが、私たちのこれまでの歩みが守られてきたことを感謝し、新しい一歩を踏み出していきたいと思います。