・・・そして見て、信じた。

導入

今日はイースターに関係する箇所、ヨハネの福音書20章をお開きしたいと思います。この箇所はイエスさまが十字架にかけられ、お墓に葬られた後のお話しであります。今日もみことばから教えていただきたいと思います。

ヨハネの福音書20章1-8節
イエスの頭を包んでいた布は亜麻布と一緒にはなく、離れたところに丸めてあった。
そのとき、先に墓に着いたもう一人の弟子も入って来た。そして見て、信じた。

ポイント

① イエスさまが復活されたことを感謝しよう

② イエスさまの復活を知り信じていこう

③ 見て、信じた。

解説

二人は一緒に走ったが、もう一人の弟子がペテロよりも速かったので、先に墓に着いた。イエスさまが十字架にかけられた日から数えて3日目になりました。この日は安息日のあけた週の初めの日、日曜日の明け方であります。安息日には様々な規定により出かけることが出来ませんでしたので、いてもたってもいられなかったマグダラのマリヤとペテロ、そしてもうひとりの弟子はイエスさまのお墓へと急いで出かけていくのでありました。

そしてお墓まできてみると、横穴式の洞窟のようなお墓の入り口にあった大きな石がころがしてあり、何があったのかと中をのぞき込んでみるとイエスさまの身体と頭に巻いてあった亜麻布と布切れが置かれていたのであります。

いったい何が起こったのだろう、これからどうなってしまうのだろうといろいろなことを考えながら帰っていた弟子たちでありました。

この続きを読みすすめていきますと、再びイエスさまのお墓までやってきたマグダラのマリヤは嘆き悲しみ泣きながらお墓の中を確かめてみるとそこにふたりの御使いが現れるのでありました。

マグダラのマリヤはイエスさまから死んで復活することを聞いていたと思いますが、思い出すことも出来ず、誰かがイエスさまの遺体を持っていってしまったと考えていました。マリヤは白い衣をまとってすわっている2人の御使いを見たのですが何が起こっているのかを出来ず、また後ろに立っているイエスさまの声を聞いても気づかなかったのでありましたが、イエスさまから「マリヤ!」と呼びかけたとき、彼女の目が開かれて、いま目の前に現れてくださったのはイエスさまだ!と知り、イエスさまが復活されたと知り、信じたのでありました。

適応

今日は十字架にかけられ死んで葬られたイエスさまがよみがえる、復活する箇所を見てきました。イエスさまはこの十字架の苦難を通してイスラエルの人々をはじめ、全世界の人々の罪と咎を負って神さまのさばきを受けてくださったことにより、神の子どもたちに平安をもたらすという主なる神さまのご計画を実行されました。

主なるイエス・キリストはいまも生きておられ、私たちを導いてくださるのです。このお方からたくさんの恵みと祝福を頂いてこれからの日々も主と共に歩んでまいりましょう。