苦しみから解放されたい

導入

今日の箇所は、救いの恵みの大切さについて、福音の恵みについて記されている箇所であります。今日もみことばから教えていただきたいと思います。

ローマ人への手紙6章12-23節
罪の報酬は死です。しかし神の賜物は、私たちの主キリスト・イエスにある永遠のいのちです。

ポイント

① イエスさまの十字架によって罪を赦してもらおう

② 神さまとの楽しい時間を過ごしていこう

③ 神の賜物

解説

12節のところに「死ぬべきからだ」とあり、これは死者の中で生きている者と言い換えることが出来、自分自身を満足させるために罪が君臨している、罪という支配者に従ってしまっており、道具となってしまっているというのであります。

せっかくキリストと出会って、救いを受けたのだから、今度は神さまの喜ばれる道具として用いていただけるように、不義の道具として罪に献げるのではなく、死者の中から生かされた者として義の道具として神に献げなさいと語られているのであります。

これは死者の中から生きている者とさせてあげたのだから、何が何でも神に献げよ!といった強制的な命令ではなく、罪という支配者をはるかに上回る、どんなに頑張っても抵抗することの出来ない、恵みのもとにおかれた、神の恵みというシェルターの中に、親鳥の翼の中にかくまっていただけるというのであります。

15節以降を見ていきますと、父なる神との関係を良いものへと導いてくれた律法であったけれども、人間はどんなに頑張っても律法を完全に守ることが出来ず、罪に引っ張られていってしまう、律法という素晴らしい剣であったかも知れないが、それであっても無力なのであり、神の恵みのもとに過ごすことがいかに大切であるかを語っています。

そのようなことは知っている、神の恵みの中で過ごすことは大切である。私たちは恵みの下にあるのだから、時々一晩休んで、少しばかり罪を犯してもよいのではと思っていた者もいたようでありますが、決してそんなことはなく、自分自身を満足させるために歩み続けるのならば、罪の奴隷であり、死に至るのである。

適応

私たちの日々の歩み、これまでもいろいろなことがあったように、これからもいろいろなことがあると思います。つらくて、苦しくて、乗り越えられない壁にぶつかったとしても、主なる神さまが一緒にいてくれて、助けてくれて、守ってくれるのであります。

これからの日々も神さまとの交わりを大切にしながら、歩んでいきたいと思います。そして、神さまから生きる希望と喜びと平安をいただいて歩んでいけるように、祈りつつ、聖書の約束を信じて歩んでいきたいと思います。