導入
今日は召天者合同記念礼拝ということで、先に召された方々のことを思いつつ、私たちの歩みにおいても信仰の生涯を全うしていくことが出来るように聖書のみことばを見ていきたいと思います。
ポイント
① 神さまのご計画の中を歩んでいこう
② 神さまの時を感謝して生きていこう
③ すべて時にかなって美しい
解説
伝道者の書3章は「時」ということに焦点があてられている箇所であります。私たちがいま神奈川県の平塚・大磯の地、またそれぞれの地に置かれているということとともに、2022年6月5日といういまのこの時に生かされているのであります。
「時」ということについて考えると、なにかの運命論のようなすべてが決まっているのなら、何を考えても無駄である、あきらめるしかない、といったような考えをしてしまうのでありますが、すべてのことは神の摂理によって定められており、全てのことが完璧・最善に行われているのであります。
私たちの生活においてはいろいろなことがあり、何をしてもうまくいかず泣くことしかないといったような「時」もあれば、草花が綺麗に咲いているのを見てほほえみたくなるような「時」もある、大切な家族が亡くなりこれからどうしたらよいのかわからなくなってしまう「時」もあり、いろいろなことが次から次へとやってきます。
そのような「時」について考えるとき、全能の神さまが私たちの背後にいてすべてを治めていてくださり、すべてを導いていてくださるのだと知るのならば、私たちにのしかかる重荷、プレッシャー、ストレスは軽減されるのであります。
いろいろな定められた時があるということ、一つひとつの経験はある特定のことであるかも知れませんが、それらが急に起こったかのように思えたとしても、すべてが神さまの完全な、完璧なタイミングで行われていると信じるならば、どんなことが起こったとしても受け入れることが出来、また感謝することも出来るのであります。
もしも○○のことが起こった時に、神なんかいない、神は私を見捨てたのだ、どうしてこんなことが起こるのかと、神さまの存在を否定し、神さまのタイミングを疑い、神さまに抵抗していくのならば、すべてのことが失望に終わってしまうのであります。
私たちのこれまでの生涯におきましても様々なことがあったと思いますけれども、なにか思いもよらないことが起こり、どうしたらよいのだろうかと思っている時、聖書のあるみことばが思いだされて、とても励まされ力を得ることが出来た、試練を乗り越えることが出来た、信仰による勝利が与えられたということがあったのではないかと思います。全能なる神さまの助けが与えられているということ本当に感謝であります。
適応
主なる神さまは、いま生きる私たちにもたくさんの祝福、たくさんの恵みを用意していてくださいます。私たちはその素晴らしい神さまを信頼し、神さまのご計画の中を歩んでいくのなら、私たちにもたくさんの祝福を受けることが出来るのであります。
私たちのこれからのこの地上での歩みが神さまの喜ばれる道を歩むことが出来るように、永遠の御国へと入れていただける希望を持って歩めるように、これからの日々も神さまを信頼して歩んでいきたいと思います。