今日お開きします箇所は、旧約聖書ヨシュア記1章9節のみことばです。今日はこのところから、主なる神さまがいつもヨシュアとともにいたように、いまを生きる私たちとも一緒にいてくださるのだということについてみことばを見ていきたいと思います。
ポイント
① 神さまがいつも一緒にいてくださることを感謝しよう
② 神さまが私たちのことを選んでくださったと信じていこう
③ 主があなたとともにおられる
解説
ヨシュア記1章のところ、1節からみことばを見ていきますと、これまで200万人ものイスラエルの民を導いてきたリーダーであるモーセが死んだ後、ヨシュアがリーダーとして選ばれるのでありました。
主なる神さまがヨシュアに向かって約束の地へ入るように命じられるのでありましたが、ヨシュアは神さまの語られたことばを聞いて、そんな大きな計画、プロジェクトを行うことが出来るのだろうかと恐れを覚えて、恐くなってしまうのでありました。
ヨシュアはエフライム族のヌンの子であり、モーセに従ってついていった人物であり、モーセがまだ生きている頃には、カナンの地を偵察する12人のひとりとして派遣され、主に信頼して希望に満ちたメッセージを語った人物でありました。
モーセがイスラエルの民をエジプトの奴隷状態から導き出し解放したのに対して、ヨシュアは約束の地にイスラエルの民を入らせ、土地を占領し、勝利と安息を与えた人物として、モーセの事業を完成させるのでありました。
ヨシュアは神さまによってたてられたリーダーとしてその責任を全うしていくのでありますが、神さまによってリーダーとして任命された頃は、自分にこの大きな責任を全うすることが出来るのだろうか、民はちゃんとついてきてくれるのだろうか、敵からの攻撃に打ち勝つことが出来るのだろうかなどなど、いろいろな不安を抱えていたのではないかと思います。
神さまはヨシュアに、これからあなたに与える任務は大きなことである。責任も重大である。しかし、わたしがいつも一緒にいるから大丈夫!ただ強く、雄々しくあって、あなたに命じたすべての律法を守り行ないなさいと言われました。
適応
私たちもヨシュアのように、神さまによって選ばれた特別な存在であることをもう一度考えて、神さまの御思いと一つとなれるようにさせていただきたいと思います。また神さまがいつもともにいてくださることを感謝し、神さまの子どもとして私たちに与えられている走るべき行程を走り抜いていくことが出来るようにさせていただきたいと思います。