今日お開きします箇所は、ヨハネの福音書14章6節のみことばです。今日の箇所はイエスさまが弟子たちに希望のメッセージを語った箇所、わたしは死んで終わり、お別れではなく、いつもあなたがたと一緒にいるよ、いつでもどこでもどんな時でもわたしを信頼して歩んでいなさいとと語られた箇所であります。
ポイント
① イエスさまこそが道であり、真理であり、いのちなのである
② イエスさまを信頼して恐れないで歩んでいこう
③ わたしを通してでなければ
解説
イエスさまのこのことばは、どのような感じで語られたのかはわかりませんが、やさしく愛を込めて語ったのではないかと想像します。イエスさまは弟子たちにむかって、心を騒がせないで神を信じ、わたしを信じなさいと語り、これから起こることはとても重要なことであることを伝えるのでありました。
イエスさまの話しはさらに続きます。わたしの父の家には住む所がたくさんあります、わたしはいまから、あなたたちのために住まいを用意しにいくのだと。
天の父なる神さまの家には、多くのたくさんの住む場所がある、わたしはいまからしばらくのあいだ、あなたたちと一緒にいることは出来ないが必ずあなた方を迎えにくるから安心していなさいとイエスさまは弟子たちに語られたのであります。
弟子たちにとって何が何だかよくわからない状態であったかも知れません、イエスさまと離ればなれになってしまうのかと衝撃をうけ、動揺していたのではないかと思いますが、これから起こることが、主イエスを信じる全ての人を救いに導くためのなくてはならない手段であるというのでありました。
このことを聞いて弟子たちはどの程度理解したかわかりませんが、弟子たちとイエスさまとの話しが続いていきます。
このことを聞いた弟子の一人のトマスは、とても不思議になり「主よ。どこへ行くのか」と聞くのでありました。イエスさまはこの質問を受けて神の国の奥義を真理のことばを語り、人間がどのようにしたら救いを受けられるかを述べるのでありました。
イエス・キリストを信じる信仰により、人は救いを受けるのである、イエスさまの道、全力で従って歩み、イエスさまが語られた真理のことばをしっかりと聞いて、悟り、自分のものとし、救いを受けた者には、永遠のいのちが与えられ、主と共に生活することが出来るのであります。
適応
これからの私たちの生涯において、辛いとき、苦しいときがやってきたとしても、みことばにある希望と約束を思い出して、まことの神さまによる勝利の人生を歩んでいきたいと思います。
イエスさまは私たちの罪を背負って十字架で身代わりの死をとげて下さり、そして死んだ状態にとどまることなく、死から勝利してよみがえって下さいました。イエスさまこそが道であり、真理であり、いのちであるということを信じて、イエスさまに従って歩んでいきたいと思います。