今日の箇所は、イエス・キリストの福音が全ての人の近くにあるということについて、イエス・キリストが私の救い主であると信じて、告白して、受け入れるのならば救いをいただくことが出来るということについて記されている箇所であります。
ポイント
① 私たちを救ってくださる神さまを信頼していこう
② 神さまがみことばを通して語ってくださることを感謝しよう
③ 主の御名を呼び求める者はみな救われる
解説
パウロは同胞のユダヤ人の救いを願っていたのだけれども、彼らは神の方法と目的についてズレがあったのだと、信仰のレースを懸命に走っていたのだけれども、ゴールに向かってはいなかった、ゴール地点である神の義を目指していなかったのであります。
ユダヤ人たちは自分たちの義、行ないによって得られる義と律法を追い求めて、信仰によって受け入れようとはしなかった、律法が目指すもの、律法の頂点となるところはキリストであるのにもかかわらず、理解しなかったのであります。
キリストが律法のゴールであるということ、キリストがこの地上に来られ、十字架にかかって死んでくださって、よみがえってくださったことによりゴールに到達した、だからもう律法を追求する必要がなくなったのであります。
みことばが口と心に関係しているのに対して、ローマの10章においては、あなたと限定されていることばを、ユダヤ人とギリシア人の区別することなく、すべての人の近くに福音が届けられている、そのことによって「主の御名を呼び求める者はみな救われる」と語り、すべての人に律法ではなく、信仰によって救いを受けるというチャンスが与えられているのであります。
適応
イエス・キリストの福音の恵みに、救いの恵みに預かるのならば、様々な問題の解決が与えられ、病の癒しと解放が与えられ、日々の生活に平安と喜びが与えられるのであります。そして何よりも死の問題に勝利することが出来、永遠のいのち、新しいいのちをいただくことが出来るのであります。
主なる神さまは私たちといつも一緒にいてくださって、助けてくださって、救い出してくださるのであります。今日、このひととき、聖書に記されている神さまが私たちのことを愛し、導き、助けてくださること感謝したいと思います。