今日の箇所は、イスラエルに対する神のご計画について語られているところから、イスラエルの民の中にも残された者がいた、神によって選ばれた民がいたというところから、恵みによって救われることについてみことばを見ていきたいと思います。
ポイント
① 神さまによって選ばれていることを感謝しよう
② 毎日神さまのご計画の中で生活していこう
③ 選ばれた者たち
解説
イスラエルの民を主なる神さまは退けた、追い払ったのかというと、そんなことは絶対にないと強調して語り、すべてのユダヤ人がキリストを拒否したのではない、アブラハムの子孫であり、ベニヤミン族の出身であるこの私がキリストと出会い、キリストを受け入れたのだと語りました。
神のことばに従わなかった民は滅んでしまうのか、いや、そうではない!イスラエルという国は、神に選ばれた民であり、エリヤの時代においても今と同じようなことがあったではないかと列王記第一19章10節を引用して語りました。
エリヤは、イスラエルが主なる神さまから離れていってしまい落胆したのでありましたが、主はエリヤに7,000人の真の信仰者が残されていること、存在していることを伝えました。
パウロの生かされていた時代もエリヤの時代と同じように、イスラエルの民の間に不信仰な思いが蔓延していたのにもかかわらず、恵みによって選ばれた民、残りの者がいる。ユダヤ人の中にもイエス・キリストの福音に従順な者がいて救われる者が起こされてきた。それは誰が偉いとか、誰かが良いことをしたというのではなく、ただ神の恵みであり、あわれみであるというのであります。
適応
私たち一人ひとりが神さまによって選ばれた存在であることを感謝してこれからも主と共に歩んでいきたいと思います。また、私たちがイエスさまによって救われた物として、地の塩、世の光となってイエスさまを証ししていくことが出来ますように、神さまの恵みとあわれみを流していく存在とさせていただけるように、いつも神さまの御愛をたくさん受けて歩んでいきたいと思います。