いつも一緒にいてくれる主

今日は年間聖句に関係する箇所をお開きしましてみことばをいただいていきたいと思います。

マタイの福音書28章20節
わたしがあなたがたに命じておいた、すべてのことを守るように教えなさい。見よ。わたしは世の終わりまで、いつもあなたがたとともにいます。

ポイント

① これからもずっと神さまを信頼して歩んでいこう

② 来年も神さまの恵みに感謝して生活していこう

③ いつもあなたがたとともにいます

解説

イエスさまが十字架にかけられ死んでお墓に葬られて3日目によみがえられたあと、この地上での最後の時間を弟子たちと共に過ごされました。イエスさまは弟子たちにこれからなされていく神さまのご計画のこと、神の国の福音のこと、宣教と救いの御業のこと、あらゆることを話されるのでありました。

これまでにも父なる神と子なる神の権威について語られ、実際にイエスさまの御業を通してあらわされてきたのでありますけれども、このところにおいてイエスさまは天においても、地においても絶対に変わることのない権威、サタンの悪しき者の力にも打ち勝つことの出来る権威が与えられていることを宣言されたのでありました。

続いてイエスさまは弟子たちに、どんな相手でも勝つことのできる偉大な力と、父なる神、子なる神、聖霊なる神の御名の権威を分け与え、あなたがたは出て行って、あらゆる国の人々を弟子とし、バプテスマを授けなさいと命じられたのでありました。

イエスさまが弟子たちに命じられたこと、あなたがたは出て行って、弟子をつくり、バプテスマを授け、聖書にあることを守り、教えるように語られました。ときには様々な迫害や困難なことがあるかも知れないけれども、「わたしは世の終わりまで、いつもあなたがたとともにいるよ。」と約束してくださったのであります。

イエスさまからのみことばが私たちにも与えられて、礼拝を守ることが出来るということ、これらは神さまの奇跡の御業であり、何にも変えることの出来ない恵みであるのです。

私たちが日曜日ごとにいつも礼拝をおささげできることは特別なことであり、もし私たちがイエスさまと出会っていなかったのならば、もしこのところに教会が建てられていなかったのならば、もしこの日本で主を礼拝することが禁止されていたのならばなどといろいろなことを考えるといまの私たちの歩みが当たり前のようで当たり前でないのであり、一つひとつの出来事が神さまの御手の中で行われており、私たち一人ひとりが神さまの御手の中で生かされているのであります。神さまの御業によって私たち一人ひとりの歩み、また湘南グレースチャペルの歩みが守られ導かれて来ましたことを心から神さまに感謝し主の御名をほめたたえたいと思います。

適応

もうすぐ新しい年、2023年を迎えようとしています。2022年の歩みが守られ導かれて来ましたことを感謝し、新しい年も主に信頼して、主に期待して歩んで行きたいと思います。また、この地域にさみしさの中にいる方、悲しみの中にいる方、イエスさまの福音を伝えていきたいと思います。

これからの日々において、思いもよらないことが起こったとしても、私たちの救い主であるイエスさまはいつも一緒にいてくださいます。どんなことがあっても主とともに歩んでいけますように、神さまの御手の中で過ごすことが出来ますように、主から離れずに歩んでまいりたいと思います。