喜べなくてもいい

今年も第一日曜日は年間聖句の日としまして、今年あたえられました年間聖句に関係する箇所をお開きしましてみことばを見ていきたいと思います。

2023年の年間聖句として導かれましたみことばは、新約聖書のコリント人への手紙第二12章9節前半、カギ括弧の中のみことばでございます。
「わたしの恵みはあなたに十分である。わたしの力は弱さのうちに完全に現れるからである」

テサロニケ人への手紙第一5章16~18節

いつも喜んでいなさい。
絶えず祈りなさい。
すべてのことにおいて感謝しなさい。これが、キリスト・イエスにあって神があなたがたに望んでおられることです。

ポイント

① いつも喜んでお祈りして生活していこう

② どんなことがあっても感謝して歩んでいこう

③ 神があなたがたに望んでおられること

解説

このパウロの語った完結な命令は、クリスチャンにとってイエスさまによる救いの体験と神さまの御業があらわされる希望といった喜びの土台があるというのであります。

この喜びは、ますます喜ぶということであり、そのためには、絶え間なく祈る必要があるというのであります。神さまに感謝する習慣のある人は、すべてのことが最善に起こっているということがわかり、絶え間ない喜びを得ることができるのだというのであります。

この3つの命令に共通することは、常に、どんな状況でも、それを実行するということが強調されているのであります。主なる神さまは、ご自分の民が喜び、祈り、感謝することを望んでおられ、そのようにできるようにされるのだとパウロは語るのでありました。

この3つの事柄は、クリスチャンとしての生活の基本を示すものであり、一般的なものであり、どの時代の人であっても、どの国の人であっても、主を信じる者たちには適用されるものであるのです。

適応

イエスさまは私たちと共にいてくださいます。主は必ず私たちを助けと私たちに脱出の道を与えてくださいます。辛く苦しいことがあっても、どうにもならないときであっても、どんなことが起こっても、イエスさまから離れないで歩んでいきたいと思います。

喜べないことが続いても、祈れないときばかりであっても、感謝できない状態であってもイエスさまが一緒にいてくださいます。何が起こっても主を信頼して歩んでいけるように生活していきたいと思います。